賃金・給料・給与・報酬の違いとは?
皆さんは働くなかで、賃金・給料・給与・報酬の違いについて考えたことはありますか?
日頃よく使われる言葉ではありながら、それぞれ意味の違いがあることをご存じでしょうか。
今回はこの似て非なる用語の違いについて説明していきたいと思います。
まず「賃金」とは、使用者が労働者に対して、労働に対する報酬とし......
続きを読む年末調整Q&A
1年で最も忙しいと言っても過言ではない年末調整の時期が近づいてまいりましたね。皆様も、ご自身の年末調整の書類を作成していることかと思います。年末調整は税理士業務ではありますが、給与計算をしている会社でも書類の取りまとめを行ったり従業員の方などから年末調整について質問を受けたりしているのではないでしょうか。
続きを読む欠勤控除の方法と端数処理
労働者が欠勤をした場合、多くの会社では欠勤控除をしていると思います。ノーワークノーペイの原則に基づき、労働義務がある日に欠勤をした場合、使用者は労働がなかった時間についての賃金を支払う必要がないというものです。みなさんの会社ではどのように欠勤控除の計算をしているでしょうか。労基法には欠勤の場合の控除額計算方法について規定がありません。そのため、就業規則上で計算方法等の具体的な運用について明続きを読む
給与計算実務能力検定試験
来週11/23(木)に給与計算実務能力検定試験が実施されます。
この試験については、給与計算業務に従事されている方や社会保険労務士の事務所等で働かれている方はご存じだと思います。実際、弊社でもこの試験を受けて見事合格したものが数名おります。
今回はこの試験がどのようなものなのか、みなさんに知っていただけたらと思います。
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続きを読むフレックスタイム制
昨今の状況からリモート勤務が増えたことにより、フレックスタイム制の導入を検討している会社が多く見受けられます。令和4年10月31日に発行された労働新聞にてフレックスタイム制を導入した場合の精算期間の繰越についてのQ&Aが掲載されていました。フレックスタイム制は、時間外労働の考え方が一般的な計算とは異なる為注意が必要です。
まずは労働新聞に掲載されて......
続きを読む間違えやすい給与計算事例
今回は給与計算をする際、間違えやすい事例についてお伝えいたします。
普段給与計算をされている方にはおなじみかもしれませんが、定期的にミスが起こりやすいケースを振り返ることもミスを防ぐひとつの手段となります。
令和4年10月1日から制度が改正された内容もありますので、この機会に今一度確認をしていきましょう。
続きを読む振替休日と代休
振替休日と代休の違いは何かと問われた際に、しっかりと回答ができますでしょうか。
振替休日と代休の違いは、労務管理に影響します。知らずに運用していると労働基準法違反に問われるリスクがあります。それぞれの意味や要件、賃金の支払い、雇用する側から見た注意点についてわかりやすく整理しておくことが必要です。
◇意味の違い
【振替休日】......
続きを読む月60時間を超える残業時間の割増率
令和5年4月以降、中小企業に対しても月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が、現行の25%以上から50%以上に引き上げられます。
大企業においては、2010(平成22)年4月1日の法改正により、すでに法律が適用されていましたが、中小企業においては、その適用が猶予されていた経緯があります。
2023(令和5)年4月1日以降は、会社の業種・規模......
続きを読む有給管理しっかりできていますか?
先日長崎労働局が、管内企業における年次有給休暇の時季指定義務違反の状況を初めて公表しました。令和3年度に監督指導した1539事業場のうち、15.5%に当たる238事業場で年5日の時季指定義務に関する違反がみつかり、是正勧告を行っています。年休管理簿の作成・保存に関する違反についても183事業場(11.9%)で確認したとのことです。
監督指導で指摘した労働基......
続きを読む年末調整の準備を始めましょう
10月に入り、そろそろ年末調整の準備を始める会社様も多いのではないでしょうか。
年末調整をするために、従業員から必要書類を集める必要があるため早めに準備にとりかかることをお勧めいたします。生命保険料や小規模共済等、必要書類が届く時期にばらつきがあるため、書類回収時期の日にち設定は11月後半にしておくのがベストと考えます。
さて、年末調整とはそ......
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