最低賃金改定に基づく給与計算のポイント
2024年 新たに最低賃金が引き上げとなる見込みです。
最低賃金は、労働者の基本的な生活を守るために設定された法定の最低基準であり、企業が従業員に支払う給与計算に直接影響を及ぼす重要な要素です。
本ブログでは、2024年の最新情報を踏まえた給与計算における最低賃金の影響とその対応策について解説します。
【2024年の最低続きを読む
産前・産後休業の就業制限
法律で義務付けられている休暇のなかに「産前・産後休業」があります。
労働基準法では、母体の保護の観点から、必要な産前・産後休業期間が定められています。
今回は、産前・産後休業を取得した場合の就業制限等について解説いたします。
【休業期間】......
続きを読む知っておきたい現物給与
「現物給与」とは、その名の通り「現金で支給しない給与のこと」を言います。
例えば、「社員寮などがある会社の食費」や「社宅の貸与」「制服」などがあげられます。
しかし、給与計算において、実際に現物給与はどのように取り扱いがされているかあまり把握できる機会が少ないと思います。
続きを読む賞与の所得税計算
6月・7月に賞与の支給が行われたところも多いのではないでしょうか。
給与に源泉所得税が控除されるように、賞与にも源泉所得税が控除されています。
賞与から控除される源泉所得税の計算方法は給与とは異なることをご存知でしょうか。
今回は、賞与にかかる源泉所得税の計算方法を例を加えて解説します。
続きを読む給与計算に必要な税区分
6月給与支給分から開始となっている「定額減税」。
定額減税は“甲欄”である対象者に対して一定額が『源泉所得税』から控除されることになっています。
今回は“甲欄”の意味を含め、源泉所得税を計算する上で必要な『税区分』について解説いたします。
◆税区分の種類
続きを読む変形労働時間制の種類
前回は、変形労働時間制のメリット・デメリットをお伝えいたしました。
会社の業務形態に応じた変形労働時間制度の基本的な考え方が該当する種類は、主に4つあります。
1カ月単位の変形労働時間制 1年単位の変形労働時間制 1週間単位の非定型的変形労働時間制 フレックスタイム制 続きを読む
変形労働時間制について
変形労働時間制とは、繁忙期の所定労働時間を長くする代わりに閑散期の所定労働時間を短くするなど、仕事の繁閑や業務の特殊性に応じて、労働時間の配分を調整して、従業員の労働時間を全体として短縮させる仕組みをいいます。
今回は、変形労働時間制のメリット・デメリットについてと、変形労働時間制の種類について2回......
続きを読む非課税通勤費・課税通勤費について
『通勤費』は、今や日本国内では会社規模に関わらず、通勤手当の導入率が9割以上と高く、世間一般的に広く普及している福利厚生の一つと言えます。
その『通勤費』には【非課税通勤費・課税通勤費】があります。
今回は、非課税・課税になる場合を解説いたします。
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続きを読む住民税の均等割りと所得割について
2024/06/14
6月より令和6年度分の住民税の徴収が開始となります。
各市区町村から「給与所得に係る 市民税・都道府県民税 特別徴収税額の決定・変更通知書」が届き始めています。
今年度は【定額減税】が適用され、住民税も令和5年分の合計所得金額をもとに『1人1万円』が減税されます。
※......
続きを読む令和7年度以降に雇用保険が改正②
2024/06/14
「雇用保険法等の一部を改正する法律案の概要」が可決・成立いたしました。
前回はその中で『雇用保険の適用拡大』について説明いたしました。
今回は、その他の改正点について解説いたします。
【教育訓練やリ・スキリング支援の充実】
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