欠勤控除の方法と端数処理
労働者が欠勤をした場合、多くの会社では欠勤控除をしていると思います。ノーワークノーペイの原則に基づき、労働義務がある日に欠勤をした場合、使用者は労働がなかった時間についての賃金を支払う必要がないというものです。みなさんの会社ではどのように欠勤控除の計算をしているでしょうか。労基法には欠勤の場……続きを読む
給与計算実務能力検定試験
来週11/23(木)に給与計算実務能力検定試験が実施されます。
この試験については、給与計算業務に従事されている方や社会保険労務士の事務所等で働かれている方はご存じだと思います。実際、弊社でもこの試験を受けて見事合格したものが数名おります。
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フレックスタイム制
昨今の状況からリモート勤務が増えたことにより、フレックスタイム制の導入を検討している会社が多く見受けられます。令和4年10月31日に発行された労働新聞にてフレックスタイム制を導入した場合の精算期間の繰越についてのQ&Aが掲載されていました。フレックスタイム制は、時間……続きを読む
間違えやすい給与計算事例
今回は給与計算をする際、間違えやすい事例についてお伝えいたします。
普段給与計算をされている方にはおなじみかもしれませんが、定期的にミスが起こりやすいケースを振り返ることもミスを防ぐひとつの手段となります。
令和4年10月1日から制……続きを読む
振替休日と代休
振替休日と代休の違いは何かと問われた際に、しっかりと回答ができますでしょうか。
振替休日と代休の違いは、労務管理に影響します。知らずに運用していると労働基準法違反に問われるリスクがあります。それぞれの意味や要件、賃金の支払い、雇用する側から見た注意点についてわかりやすく整理し……続きを読む
月60時間を超える残業時間の割増率
令和5年4月以降、中小企業に対しても月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が、現行の25%以上から50%以上に引き上げられます。
大企業においては、2010(平成22)年4月1日の法改正により、すでに法律が適用されていましたが、中小企業においては、その適用が……続きを読む
有給管理しっかりできていますか?
先日長崎労働局が、管内企業における年次有給休暇の時季指定義務違反の状況を初めて公表しました。令和3年度に監督指導した1539事業場のうち、15.5%に当たる238事業場で年5日の時季指定義務に関する違反がみつかり、是正勧告を行っています。年休管理簿の作成・保存に関する違反に……続きを読む
年末調整の準備を始めましょう
10月に入り、そろそろ年末調整の準備を始める会社様も多いのではないでしょうか。
年末調整をするために、従業員から必要書類を集める必要があるため早めに準備にとりかかることをお勧めいたします。生命保険料や小規模共済等、必要書類が届く時期にばらつきがあるため、書類回……続きを読む
弾力的な労働時間制度
我が国の経済社会状況について、満足度・生活の質に関する幅広い視点から「見える化」することが重要であるという観点から、主観的指標である「満足度」や関連する生活実態の動向を把握するため、「満足度・生活の質に関する調査」が2019年2月に開始されました。
この度、……続きを読む
「所定」と「法定」の違いを理解しましょう
2022/09/26
給与計算をする上で、時間外労働や休日労働の計算がでてきますが、これらについて法律上の規定を正しく理解していることが必要です。
◇時間外労働
時間外労働については、一般的に考えられている「残業」と法律上の「時間外労働……続きを読む